こんにちは。今日はちょっとまじめに、フードデリバリーと個人店の関係について考えてみたいと思います。
最近、Uber Eatsとか出前館とか、色々なフードデリバリーのアプリを使う機会が増えましたよね。どこにいてもスマホさえあれば、ピザもカレーもおしゃれな韓国料理も、すぐに注文できる。便利すぎて、もう自炊もあまりしなくなったよって人も多いんじゃないでしょうか。
でも、そんな便利なサービスの中で、ちょっと気になることがあります。それは、街の小さな飲食店たちが、デリバリーをうまく活用して生き残りをかけて戦っているということ。
以前は、個人経営の店にとってデリバリーは大変だったんですよね。人手は足りないし、配達の手段もない。でも今は、デリバリー専用のプラットフォームが進化して、お店は「料理を作ること」に集中できるようになってきました。
こういう変化は、コロナ禍をきっかけに一気に加速した気がします。客足が減った分、デリバリーに活路を見出すしかない。そんな中で、「おうちであの店の味が楽しめる！」という嬉しい体験が、私たち消費者にも広がっていきました。
ただ、大手チェーンと同じ土俵に立たされるからこそ、個人店は目立つ工夫をしないと埋もれてしまいます。最近だと、メニューに「店主の想い」や「素材のこだわり」なんかを書いてるお店も増えてきましたよね。
たとえば、「地元の農家から仕入れた新鮮野菜だけを使用」とか、「祖母直伝の秘伝ダレを使ってます」とか。そういう言葉があると、「ちょっと頼んでみようかな」という気持ちになりませんか？
それに、デリバリーには『特色』があると強い。見た目がかわいいとか、レビューに店主の手書きメッセージがあるとか、ちょっとしたことで「この店、応援したいな」と思えるんですよね。
ただし、その裏側は楽ではないのかもしれません。プラットフォームに払う手数料というのは、実は中々高いんです。お店によっては30％前後だと聞いた時、「それでは利益が減ってしまうのでは……」と思いました。最近は、地域で連携して独自デリバリーを始めるお店もあるみたいです。商店街や自治体が協力して、「地域の味を守る」動きがじわじわ広がっているんです。
デリバリーで料理を頼むとき、ついつい大手の定番メニューに目がいってしまうけれど、ふとした時に「個人店ってどんなのがあるんだろう？」って探してみると、びっくりするくらい面白いお店が出てきます。自分だけの“お気に入り店”を見つける感覚も、ちょっとした宝探しみたいで楽しいですよ。
便利な時代だからこそ、「誰が作ってくれたのか」「どんな想いで料理してるのか」にちょっとだけ目を向けてみると、デリバリーの体験はぐっと深くなる気がします。
皆様も、次に注文する時は、ぜひ“街の小さな名店”をチェックしてみてくださいね。きっと、思いがけない出会いがあるかもしれません。